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なかがわの恵み活用協議会

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日本商工会議所

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SPACE COTAN株式会社 / 大樹町役場企画商工課航空宇宙推進室推進係

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株式会社オレンジページ​

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お茶と酒たすき

野村不動産ビルディング株式会社

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フードバレーとかち首都圏プロモーション実行委員会

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オクズミ商事

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日鉄興和不動産株式会社

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北海道中川町発「meets NAKAGAWA HOKKAIDO」ブランドプロデュース

奥道北から自然の恵みをお届け

旭川から160km ほど北に位置する人口1300人の自然豊かなまち、北海道中川町。この中川町産の自然資源を活かして開発されるライフスタイル雑貨ブランド「meets NAKAGAWA HOKKAIDO」のプロデュースを支援しました。ブランド名やロゴをはじめとするブランドアイデンティティ開発、ビジュアル制作、販売される商品とパッケージ制作を担当しています。

Website:meets NAKAGAWA HOKKAIDO特設ページ

 

企業と町の出会いからはじまった

meets NAKAGAWA HOKKAIDOは、「発酵する暮らし」をコンセプトに店舗展開する「85」で取り扱われるブランドです。85の皆さんがオリジナル商品開発を目指し、開発拠点を探していたとき、運命の出会いが訪れます。中川町の自然の雄大さや人々の温かさに感銘を受けた85のオーナーは、中川町にある保育園跡地を85のサテライト工房とすることに決めました。スマイルズのメンバーも商品開発や撮影など、中川町に実際に何度も赴き、自然の途方も無い大きさと人々の暮らしぶりに触れ、ブランドのあり方を思索する機会に恵まれました。

複数社が共に育てていくブランド

本ブランドは、85をはじめ、複数の企業やブランドが集い、中川町の恵みを活用した商品開発を同じ傘の下で展開することを想定して生まれました。そのため、中川町と出会ったブランド、これから新たに出会いゆくブランドをイメージしながら、ブランドアイデンティティの開発を行っています。
ロゴに用いたカラーは、中川町の自然を表現したものです。まちの中心部を流れる天塩川をはじめ、サケの俎上や動物たちの水飲み場となる支流を表すブルー、豊かな植生を誇る森のグリーン、そして、そこで生まれる様々な生命をオレンジで表しました。

地域の暮らしの知恵を商品に

手付かずとも言える自然の恵を生かした商品開発にあたって、その時々で採れる山菜や野菜を地域の皆さんからヒアリングを実施。自生する山菜はその地の知恵なくして集まらないため、いつどのようなものが採れ、どう生活に取り入れられているかなど、収穫に至るまで多くの住民の方にご協力をいただきました。
試作を重ねて生まれた第一弾は、ギョウジャニンニクの酢醤油漬け。素材の収穫や商品の製造など、作り手を感じられるパッケージに落とし込みました。

町の人々といっしょに、恒例イベントを目論んで

メインビジュアルは、中川町の風景をバックに中川町の子供たちに協力してもらい、中川町の特徴的なシーンを収めました。当初より「ただの北海道」「ただの綺麗な風景」ではなく、何かしらの “違和感” を残すことをブランドの軸に置き、ポージングやアクセントカラーのプロップなどを配したビジュアルとしています。
本ブランドは、まちと共に育てられていくブランドです。今回は5組のご家族に協力いただきましたが、今後また違う季節に、違うご家族と撮影をご一緒することで、ビジュアル制作を介して、まちの皆さんの愛着を持っていただきたいという思いがあります。ビジュアル制作が恒例の行事になったり、何年か後、また同じお子さんの成長した姿が収められたりできたら・・と、多くの可能性を秘めています。

スマイルズにとっても、地域に深く入り込み、住民の皆さんと共につくるプロジェクトは新鮮なものです。まちの皆さんだからこそ知る自然素材やその使い方をコミュニケーションを通じて掘り起こしていくことで、地域に根ざしたプロダクト開発や住民の皆さんと共につくり上げるビジュアル制作など、meets NAKAGAWA HOKKAIDOを通じて、これからも様々な取り組みや拡がりを生み出していきます。

client: なかがわの恵み活用協議会

Creative Direction : 林大輔
Art Direction / Design : 黒田悠
Project Manager : 大久保奈智子
Food Direction : 桑折敦子(パートナー)
Photo : 林大輔