京都伝統産業ミュージアム「MUSEUM SHOP」のリブランディング

現代的買い場のスタンダード

京都市の伝統産業の工芸品を展示する、京都伝統産業ミュージアムに併設するショップ(みやこめっせ館内)のリブランディングを行いました。京都市内に点在する土産物店との差別化を図り、伝統産業の普及・紹介を目指して、コンセプト開発やショップの方向性を再定義。ロゴ、Visual Identity(VI)デザイン、空間設計を行いました。

現代的買い場の
スタンダード

京都に74品目ある伝統産業業界との関係性や商品力の高さ、隣接するミュージアムとの連動といった強みを持っていたものの、
京都市内に数ある土産物店との差別化や買い場空間・VMDのわかりにくさ、若年層の取り込み等に課題を持っていた当ショップ。
課題を解消しつつ、伝統産業への貢献というブランドミッションへの回帰を提案しました。

ディテールに見える京都

商品自体を引き立たせるため、空間設計は全体的にモダンでシンプルなデザインに。
ディテールにはさりげなく京都の組紐や提灯など伝統工芸を取り入れ、
お客様がミュージアムの余韻に浸りながら買い物を楽しめる空間に仕上げました。
細部が楽しいから、ゆっくりじっくりと店内を歩きたくなる。
ここでの買い物は、店中に散らばる京都らしさを発見する時間です。

西陣織や京友禅をはじめとする京都の伝統産業が実は74品目もあることは、あまり知られていません。
“京都の伝統産業が一堂に集まる”のは、京都伝統産業ミュージアムショップならではの特色であり、
ミュージアムショップのロゴにはその特色を取り入れました。

ショップキャラクターのモチーフは、伏見人形の狛犬。
「あの犬、何?」という違和感をフックとして、ショップに興味を持ってもらうきっかけとなり、
看板犬として多くの人を呼び込み、独自の魅力を発信していく存在になってほしいと願っています。

将来的にはオリジナル商品の展開も見据え、
工芸品のセレクトだけでなく新しい価値をも生み出していこうという姿勢や機能を包含しています。

client: 株式会社 京都産業振興センター

Member:
CD:野崎 亙
AD:本多里帆
PM:葛川敬
Design:本多里帆
Space:井上 麻子
Concept & Copy writing:Everybody