Thinking:030
#Branding

NARRATIVEに行こうぜ!NARRATIVE
に行こうぜ!

EFFICIENCY >> BRAND >> NARRATIVE

「NARRATIVE(ナラティブ)」という言葉をご存じでしょうか?

直訳すれば「物語」、ですが同じ意味を持つ「STORY(ストーリー)」とは少しニュアンスが異なるようです。
「ストーリー」は、小説の中の主人公のように自分自身とは別の主体が存在しますが、
「ナラティブ」は自分自身が紡ぐ物語のことを指します。(すごくざっくり書いていますが)

あくまでも個人的見解としてダイナミックに意訳するならば
「ナラティブ=自分事」、なんじゃないかと思います。

かつて、EFFICIENCY(効率性)が”価値”とされた時代がありました。
「より良いものをより安く」。
コストベネフィットこそ最大の価値と信じられていた時代です。
その後、価値の競争軸が付加価値(時として吹かした価値の場合もありますが)や、
ブランド=期待値へと移り変わっていったわけです。
ネット購買におけるリコメンドなども、形は変われど、
何らかの外部与信に基づくという意味では
期待値を醸成することに一役買っているわけですよね。

その後、経済が発展すると、
高い品質の商品を安価に、容易に手に入れることができるようになりました。
選択の自由度が爆発的に拡がると同時に、同じモノを買うにしても、
ある人にとっては“資産”として、またある人にとっては“応援票”として、
様々な価値の側面が出てくるようになりました。
まさに21世紀は価値爆発の時代ですね。

マーケティング(売り方)を考える前に、
その対象物としてのモノやコトの”価値”が変わってきている。
同時に”クチコミ”を始めとしたリファレンスすら胡散臭く感じることも増えた今だからこそ、
自分の価値観との「共鳴=自分事=ナラティブ」こそが重要になってくるんじゃないかなと思うわけです。

一旦NARRATIVEを自分なりに定義してみたいと思います。
1.NARRATIVEとは、ライフストーリーである。
 単なる効果・効能を超えた別の価値・意味を持つ存在として認識されている
2.NARRATIVEとは、自分が主体的に紡いでいく。
 誰かに自己投影(憧れ)するわけではなく、あくまでも自分が主体的に発見し、気づき生み出していくものである。
3.NARRATIVEとは、四次元的である。
 単なる出来事・プロセス・結果の羅列ではなく、そこに時間・享受する状況、感情の揺れ動きあるいは頭の中で想起される妄想・勘繰りを伴う。

うーん、どういうことなのかイマイチわからない。
この中だけでは語り切れない。それがNARRATIVEです。