はじまりはいつもN=1から

予兆分析とは、社会背景や価値観の変化、競合・市場分析など、マクロな定量的データを元に分析を行いコンセプトを導出するのではなく、現在存在する多種多様な具体的事例や、ワークショップ参加者自身の体験事例(N=1)を収集し、そのミクロな事例から要素分解を行い、KJ法などによってアブダクション的にコンセプト導出を行うための手法です。

通常のプロセスとは異なり、具象的一次情報を梃にコンセプト構築を行うため、“お題目”的ではない実装可能なコンセプトを導きやすく、その後の製品・事業・サービス開発につながりやすいのが特徴です。
また、異分野を横断的に情報収集することで、既存分野においても非連続なアイデアを生み出しやすくなります。

通常のプロセスのあるある

  • ロジカルなコンセプトではあるが、どの企業でも取得できる元データから導かれたコンセプトはありがちになりがち
  • マクロトレンドから生み出されるケースが多く、コンセプトに縛られて、“お題目化”しやすい
  • 出し手の思い込み=都合のいい解釈になりやすい
  • 結果的にリアルニーズと乖離することもしばしば

予兆分析プロセスの場合

  • 具象的事例から抽象化を行うことで、唯一性を持ちうる
  • 細かなユーザーの心理描写を描きやすいため、リアルに実装するイメージが明確に
  • 外的要因やマクロ情報で出てきたアイデアに対してフィルタリングを行うことで、漏れ抜けを防ぐことができる

client:

・総合家電メーカー(Home-Entertainment FUTURE UX DEVELOPMENT)
・百貨店(新お買い物革命)
・飲料メーカー(ROAD TO 25%)
・アイスクリームブランド(ブランドプロモーション戦略策定)
・通販サイト(店舗業態コンセプト・アイデア開発)
・デベロッパー(1万人が働くオフィスビル共用部の在り方)
・文具メーカー(関係づくりのリテール戦略)
・地方自治体(地域の賑わいの作り方)
・総合スーパーマーケット(NEXT GMS)
・紅茶メーカー(店舗業態開発)